語呂合わせの終焉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 18:57 UTC 版)
「大蔵省による一般会計予算の語呂合わせ」の記事における「語呂合わせの終焉」の解説
1996年12月20日、1997年度予算の大蔵原案が公表された際、いつものように記者団から語呂合わせに関して質問を受けた大蔵省の主計局長は、険しい表情で「今年はやりません」と答えた。翌年以降も復活することはなく、こうして大蔵省による語呂合わせの発表は終わりを迎えた。発表が無くなった理由は公表されていないが、橋本内閣による財政構造改革の取り組みへの姿勢を示すためとも、大蔵省の不祥事を考慮して自粛したとも、マスコミに毎年皮肉られるのを嫌ったためとも推測されている。 大蔵省案の廃止に伴い、新聞社製の語呂合わせも徐々に姿を消していった。そして大蔵省自体も2001年の中央省庁再編により廃止され、財務省となった。
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