規格と基準
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/27 01:06 UTC 版)
日本の建築基準法や建築基準法施行令は、補強コンクリートブロック造の塀と呼んで瞬時に倒れないための最低条件を規定している。後述の宮城県沖地震の教訓から、1981年(昭和56年)、塀の高さの上限が3mから2.2mに引き下げられた。高さ2m以下の場合10cm以上、2m超の場合15cm以上の、壁の厚さが必要である。高さ1.2m超の場合、長さ3.4m以下ごとに控え壁を設けなければならない。基礎の構造や鉄筋の規格・定着方法・配置間隔についても定められている。日本建築学会は、法令を補足するものとして「コンクリートブロック塀設計規準」を定めて推奨している。
※この「規格と基準」の解説は、「ブロック塀」の解説の一部です。
「規格と基準」を含む「ブロック塀」の記事については、「ブロック塀」の概要を参照ください。
- 規格と基準のページへのリンク