サボテン
《語源は、(ポルトガル)sabão(石鹸)と「手」を合成した語の転など諸説ある》
1 サボテン科の植物の総称。茎は多肉質で、葉はとげ状。花は花びらと萼(がく)の別がない。南北アメリカの乾燥地によく生え、約2000種が知られ、ウチワサボテン・ハシラサボテン・コノハサボテンに分けられる。園芸植物として栽培もされる。カクタス。シャボテン。《季 夏》「—の奇峰を愛す座右哉/鬼城」
2 葉や茎が著しく多肉化した植物の総称。乾燥地にみられる。→多肉植物
[補説] 「仙人掌」「覇王樹」とも書く。
はおう‐じゅ〔ハワウ‐〕【覇王樹】
読み方:はおうじゅ
サボテンの別名。
サボテン
(覇王樹 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/01 08:05 UTC 版)
サボテン(シャボテン、仙人掌、覇王樹)は、サボテン科に属する植物の総称である。北アメリカと中央アメリカを中心に2000種以上ある[2]。サボテンは多肉植物の一種にあたる。「多肉質の葉や茎、根にたっぷり水を蓄えた多様な植物の総称」が、多肉植物で、そのなかで「刺座(しざ、とげざ)」という特別な器官をもつものがサボテンに分類される[3]。棘の部分は葉や茎が変化したものであると考えられている。
- 1 サボテンとは
- 2 サボテンの概要
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