西洋度量考とは? わかりやすく解説

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西洋度量考

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/06 04:53 UTC 版)

西洋度量考』(せいようどりょうこう)は、美濃国郡上藩主・青山幸哉によって撰述された[1][2]西洋度量衡の研究書。西洋の度量衡について先行する書物をまとめたもので、刊本としては最も古く、広く流布した。同じ『西洋度量考』のタイトルで呼ばれる書籍(写本)はいくつかあるため、「郡上版」[3]、「青山本」[4]などの名称で呼ばれることもある。


注釈

  1. ^ Elエル)はメートル法以前からある長さの単位であるが、1820年にオランダにメートル法が導入された際、メートルと同一視された。1869年の法律改正によりエルを含む古い単位名称は廃止された。
  2. ^ 青山自身は長崎通詞によるものであろうと推測している。
  3. ^ この本も『西洋度量考』と呼ばれることがある[3]

出典

  1. ^ a b c d e f g 青山幸哉撰 『西洋度量考』”. 京都外国語大学付属図書館. 2016年4月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e f 48. 西洋度量考”. 大名 著書と文化. 国立公文書館. 2016年4月20日閲覧。
  3. ^ a b c d 日本計量史学会編集部会(2001年)、89頁
  4. ^ a b c d e f g h i j 橋本(2000年12月)、57頁
  5. ^ a b c d e f 日本計量史学会編集部会(2001年)、90頁
  6. ^ a b c d e f g h i 日本計量史学会編集部会(2001年)、91頁
  7. ^ 橋本, 萬平「西洋度量衡の受容(2)」『計量史研究』第21巻第1号、1999年12月、41頁、ISSN 02867214NAID 110002345705NDLJP:10631939 
  8. ^ 《西洋度量考》”. 世界大百科事典(コトバンク所収). 2016年4月20日閲覧。


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