葉赫那拉氏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/26 04:13 UTC 版)
葉赫那拉氏(エホナラし、イェヘ=ナラし)は、満洲族の氏族のひとつ。16世紀後半から17世紀前半の明末に女直(満洲族の前身)の強国であったイェヘ部の首長を輩出した家系であり、また清末の19世紀に西太后を出したことで有名である。
- ^ 仮名:シルゲン・ダルハン, 満文:ᠰᡳᠩᡤᡝᠨ, 転写:singgen, 漢文:星根・達爾漢 (滿洲實錄-1, 柳邊紀略-3, 八旗滿洲氏族通譜-22, 清史稿-223)。*ダルハン (darhan, 達爾漢) は一種の称号。
- ^ 维基百科では「曾祖父打叶(胜根打喇汉)」とあり、シンゲン・ダルハンの別名?を「打葉」としているが、典拠不詳。
- ^ 仮名:シルケ・ミンガトゥ, 満文:ᠰᡳᡵᡴᡝ, 転写:sirke, 漢文:席爾克・明噶圖 (滿洲實錄-1, 柳邊紀略-3, 八旗滿洲氏族通譜-22, 清史稿-223)。*ミンガトゥ (ᠮᡳᠩᡤᠠᡨᡠ, minggatu, 明噶圖) は一種の官名。
- ^ 仮名:チルガニ, 満文:ᠴᡳᡵᡤᠠᠨᡳ, 転写:cirgani, 漢文:的兒哈你 (明武宗實錄)、齊爾噶尼 (滿洲實錄-1, 柳邊紀略-3, 八旗滿洲氏族通譜-22, 清史稿-223)。
- ^ 维基百科には「……祖父奇里哈尼(齐尔噶尼)封为都督佥事,……」とあるが、『滿洲實錄』-1や『八旗滿洲氏族通譜』-22、『清史稿』-223などをみてもチュクンゲの祖父はシルケ (席爾克) とある。
- 1 葉赫那拉氏とは
- 2 葉赫那拉氏の概要
- 3 後裔
- 4 参照
- 葉赫那拉氏のページへのリンク