芸備銀行への買収
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 02:18 UTC 版)
しかし1929年に始まる世界恐慌の影響が本格化すると預金量は頭打ち、貸出金は減少に向かい、1934年(昭和9年)には預金が最盛期の90%、貸出金が80%にまで落ち込んだ、こうした事態に直面して当行でも合併やむなしの声が大勢を占めるようになり、株主総会の決議にもとづき1934年12月26日に芸備銀行に営業を譲渡して解散した。解散に際しては芸備銀行が既に府中町に支店を設置していたことから、当行の府中本店は当該の支店に業務を継承し閉鎖となった。
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