興願寺 (四国中央市)
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興願寺(こうがんじ)は、愛媛県四国中央市三島宮川の寺。真言宗大覚寺派[1]。
歴史
承応元年(1652年)高野山快順により開基された。 三重塔は、貞享元年(1684年)に徳島県阿南市の太龍寺に建立されたが、1953年(昭和28年)から1959年(昭和34年)に現在の場所に移築されたもの。細部は和様を基調とし、初層を三間四方にして内部に四天柱を立てて床を張り廻縁を設け、心柱は相輪から初層天井までで止める、中世以来の古い形式を残す。軒は初層を扇繁垂木とし、二層以上は平行垂木としている[2]。
所在地・アクセス
- 愛媛県四国中央市三島宮川3-19-16
- JR予讃線伊予三島駅下車、北東方向へ徒歩12分
脚注
- ^ 「興願寺 | 愛媛県仏教会」『愛媛県仏教会』。2018年11月20日閲覧。
- ^ “四国中央市の文化財 「興願寺三重塔」”. bunka.shikokuchuo.or.jp. 2018年11月20日閲覧。
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