興行権販売
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 04:25 UTC 版)
主に地方での巡業であるが、各地方のプロモータと呼ばれる興行会社(いわゆる勧進元)に一定額で興行権を販売する。地域に根ざしたプロモータが営業活動、宣伝活動などの業務を行うため、プロレス団体のスタッフの負荷が軽減できることや不入りであっても安定した収入を得られる点が利点。このような興行は「売り興行」あるいは「委託興行」と呼ばれる(大相撲における地方巡業やプロ野球における地方球場での公式戦でも見られる形態)。逆にプロレス団体自らが興行を開催して、直接収入を得る興行を「手打ち興行」あるいは「自主興行」と言う。興行形態としては他にプロレス団体とプロモーターで負担を分担し合う「分興行」(いわゆる「合同興行」で採られることが多い)、団体が一部経費を負担して残りをプロモーターが負担する「乗り興行」(プロボクシングで多く見られる形態。プロレスでは「プロレス夢のオールスター戦」「夢の懸け橋」などが該当)がある。
※この「興行権販売」の解説は、「プロレス」の解説の一部です。
「興行権販売」を含む「プロレス」の記事については、「プロレス」の概要を参照ください。
- 興行権販売のページへのリンク