経消し
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/18 11:41 UTC 版)
経消し(きょうけし)は、隠れキリシタン(潜伏キリシタン)の儀式。仏教形式の葬式を仏僧が上げた後に、その経文の効果を打ち消すために行われた。
- ^ a b c d e f g h i 「経消し―カクレ式と仏式の二重の葬式」 宮崎賢太郎著 『カクレキリシタンの実像 日本人のキリスト教理解と受容』吉川弘文館、142-145頁。
- ^ a b 津山千恵著 『日本キリシタン迫害史 一村総流罪3,394人』三一書房、102-103頁。
- ^ 神の許しを求めるための「完全なる痛恨」の祈り。
- ^ 津山千恵著 『日本キリシタン迫害史 一村総流罪3,394人』 三一書房、123頁。
- ^ 十字の形をした糸紡ぎ。
- ^ 和紙を3、4センチ大の十字の形に切って作ったお守り。
- ^ 根獅子の隠れキリシタンの役職。信徒の洗礼を行う。
- ^ 「平戸島根獅子の送り次第」 宮崎賢太郎著 『カクレキリシタンの実像 日本人のキリスト教理解と受容』吉川弘文館、151-152頁。
- ^ 「福江島宮原の送り次第」 宮崎賢太郎著 『カクレキリシタンの実像 日本人のキリスト教理解と受容』吉川弘文館、152-153頁。
- ^ 「宗門心得違調方口上書帳」。
- ^ 「長崎市内家野町の葬式」宮崎賢太郎著 『カクレキリシタンの実像 日本人のキリスト教理解と受容』 吉川弘文館、156頁。
- ^ 「天草切支丹館」『熊本県大百科事典』 熊本日日新聞社、27頁。
- ^ 小崎登明著 『西九州 キリシタンの旅』 聖母の騎士社、362-363頁。
- ^ 森禮子著 『キリシタン史の謎を歩く』 教文館、122-124頁。
- ^ 隠れキリシタンたちの役職の1つ。他の信徒に洗礼を授ける役目を負う。
- ^ 『熊本県の歴史』 山川出版社、229-230頁。
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