紅葉山への移設および増設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 03:55 UTC 版)
「紅葉山文庫」の記事における「紅葉山への移設および増設」の解説
寛永10年(1633年)、富士見亭御文庫に書物奉行を設置し、蔵書の整理・保管や目録の編纂などを司らせることとした。同16年(1639年)7月、具足蔵(武器庫)とともに歴代将軍の霊廟があった江戸城内の紅葉山廟の隣に移された。翌年には会所・書庫各一棟が完成している。 宝永7年(1710年)6月には狭隘となった書物蔵を改築、翌正徳元年(1711年)には一棟を追加し、東西の書物蔵が揃う。 正徳3年(1713年)には前年に没した6代将軍・家宣が所蔵していた書籍が収められ(桜田御本)、さらに一棟追加されて「新御蔵」と呼ばれる。書物蔵は合計3棟となった。
※この「紅葉山への移設および増設」の解説は、「紅葉山文庫」の解説の一部です。
「紅葉山への移設および増設」を含む「紅葉山文庫」の記事については、「紅葉山文庫」の概要を参照ください。
- 紅葉山への移設および増設のページへのリンク