紀楳亭とは? わかりやすく解説

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紀楳亭

読み方きの ばいてい

江戸中期画家京都生。名は時敏、字は子恵、別号九老山人・楳等。初め岩城藍田家僕であったが、藍田にその画才認められ与謝蕪村の門に学ぶ。のち近江住し湖南九老称する世に近江蕪呼ばれた文化7年(1810)歿、77才。

紀楳亭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/13 00:53 UTC 版)

紀 楳亭 (き(の) ばいてい、享保19年(1734年) - 文化7年7月7日1810年8月6日))は、日本江戸時代中期に活躍した絵師与謝蕪村の高弟で師の画風を忠実に継承し、晩年大津に住んだため、近江蕪村と呼ばれた。


  1. ^ 竹内千代子 「『九老画譜』の成立と趣向PDF)」『アート・リサーチ』9号、立命館大学アート・リサーチセンター、2009年3月、pp.92-80。
  2. ^ 河合正朝ほか編集 『美しきアジアの玉手箱 シアトル美術館所蔵 日本・東洋美術名品選』 読売新聞社、2009年7月24日、pp.134-135,208-209。
  3. ^ 小林忠 サムエル・C.モース監修 『アメリカから来た日本─クラーク財団日本美術コレクション─』日本経済新聞社、2002年、pp.100-101。
  4. ^ 小林忠監修 江戸東京博物館 MIHO MUSEUM 鳥取県立博物館編集 『ファインバーグ・コレクション展 江戸絵画の奇跡』 読売新聞社発行、2013年、pp.74-75,187。


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