紀止

美術人名辞典

紀止

読み方：きし

江戸中期の篆刻家。京都の人。字は子基・仲敬、号は鹿銜・三学。通称は西村敬蔵。石氏とも称す。永田観鵞に学んで書・篆刻に長じ、前川虚舟と並び細字篆刻の第一人者とされた。六如慈周からその技を絶賛され詩を贈られる。著作に『本朝古印続録編』『利其器斎印譜』。天明・寛政年間(1781～1801)に活躍。生没年未詳。

ウィキペディア

紀止

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2016/11/26 01:29 UTC 版)

紀止（きし、男性、生年〈1753年±10〉 - 卒年〈1799年以降〉）は、江戸時代中期の日本の篆刻家である。