グリコーゲン
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/08 01:00 UTC 版)
グリコーゲン (glycogen) あるいは糖原質(とうげんしつ)とは、多数のα-D-グルコース(ブドウ糖)分子がグリコシド結合によって重合し、枝分かれの非常に多い構造になった高分子である。動物における貯蔵多糖として知られ、動物デンプンとも呼ばれる。植物デンプンに含まれるアミロペクチンよりもはるかに分枝が多く、8~12残基に一回の分岐となる(糖合成はDNAに支配されないため)。直鎖部分の長さは12~17残基、分岐の先がさらに分岐し、網目構造をとる。英語の発音から「グライコジェン」と呼ばれることもある[1]。
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