篠原鳳作とは? わかりやすく解説

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篠原鳳作

篠原鳳作の俳句

あぢさゐの毬より侏儒よ駆けて出よ
あぢさゐの花より懈くみごもりぬ
うるはしき入水図あり月照忌
しんしんと肺碧きまで海の旅
しんしんと肺碧きまで海の旅
にぎりしめにぎりしめし掌に何もなき
ふるぼけしセロ一丁の僕の冬
をさなけく母となりゆく瞳のくもり
向日葵の黄に堪へがたくつるむ
夜々白く厠の月のありにけり
夜もすがら噴水唄ふ芝生かな
太陽に襁褓かかげて我が家とす
我も亦ラッシュアワーのうたかたか
日輪をこぼるる蜂の芥子にあり
月光のおもたからずや長き髪
浜木綿に流人の墓の小ささよ
満天の星に旅ゆくマストあり
炎天につかへてメロン作りかな
蟻よバラを登りつめても陽が遠い
赤ん坊の蹠まつかに泣きじやくる
颱風や守宮は常の壁を守り
 

篠原鳳作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 13:48 UTC 版)

篠原鳳作(しのはら ほうさく、1906年1月7日 - 1936年9月11日)は、日本俳人。本名は篠原国堅(くにかた)[1][2]。旧号は未踏、雲彦。鹿児島県出身。無季俳句で有名。


  1. ^ a b c d e f g h 『郷土人系 下』(南日本新聞社・編 春苑堂書店 1970年)210頁
  2. ^ 琉球新報サイト内「沖縄コンパクト辞典」
  3. ^ 16回卒。「甲南 第5号」鹿児島県立甲南高等学校・編 1956年
  4. ^ 「篠原鳳作」in「青」2000年 文化交流誌 釧路市
  5. ^ 『現代の俳人101』 68-69頁。
  6. ^ 『現代俳句ハンドブック』 45頁。
  7. ^ 『現代俳句大事典』 264-265頁。
  8. ^ 篠原鳳作と二季会/瑞慶山 昇


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