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現代俳句データベース(俳句)
現代の名俳句について、作者や季語、出典などの情報を記載したデータベースです。 提供 現代俳句協会 URL http://www.gendaihaiku.gr.jp/index. shtml |
現代俳句データベース(俳句) のさくいん
「あ」から始まる用語のさくいん
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- あぽ
- あ(アルファベット)
- あ(タイ文字)
- あ(数字)
- あ(記号)
- あちこちにひとりぽっちが盆供養
- あちこちにふえし才女や葱坊主
- あぢさゐの藍に狂気の潜みをる
- あぢさゐの雨に女をたづねけり
- あぢさゐの毬より侏儒よ駆けて出よ
- あぢさゐの声か梁塵秘抄とは
- あぢさゐの花より懈くみごもりぬ
- あぢさゐのほとんど白となり海よ
- あぢさゐや変へぬ信念時に邪魔
- あぢさゐやきのふの手紙はや古ぶ
- あぢさゐや防犯カメラ垣根越し
- 悪口も愛語も省略桐一葉
- 圧倒的な悲しみの渦もて乾杯
- アッラーの耳と耳のあいだで暁を待つ
- 暑いなあ 金魚は一つ泡を吐く
- 熱燗で地酒を一人呑むもよし
- 熱燗に思ひ出といふ肴盛る
- 熱燗に胸広きかな赫きかな
- 熱燗に泣きをる上戸ほつておけ
- 熱燗に噎せて老残窮まれり
- 熱燗の夫にも捨てし夢あらむ
- 熱燗の気負ひのうらにある望郷
- 熱燗や生きすぎかなとひとり言
- 熱燗や討入り下りた者同士
- 熱燗やけむり目印ヤキトリ屋
- 熱燗や手抜きを埋める手立てなど
- 暑き街虚無僧が来て絶壁なす
- 暑き日の鏡の奥に船が着く
- 暑き日の電柱と愛ほそりゆく
- 暑くもなし寒くもなくて秋の雨
- 厚氷あはれけものの息かかる
- 暑さうな面皰有之医師なり
- 暑さぐもりのくるはぬさきを見さだめし
- 厚司著て銑鉄のあがらぬ日の仲仕
- 集まつて揺れて螢のこちら側
- 集めては放つ光の花辛夷
- 厚物の枯れゆくやうに犬は死す
- 敦盛草恋ともちがふ紅の色
- 敦盛の笛聴きたかり寒鴉
- 熱湯の還流見ゆる冬ごもり
- 熱湯をむさぼりこぼすたんぽかな
- あづき缶なかなか開かぬ冬至かな
- 安土桃山遅れて桜紅葉かな
- あてし刃にぷつと西瓜が鳴りにけり
- あてどなく急げる蝶に似たらずや
- あてもなき夏帯買つてしまひけり
- 当てもなく唯街に出る十二月
- 阿弖流為の鼓膜を張りし春田なり
- アテルイの戰塵の地の案山子かな
- アテルイのづぶりと沈むやませかな
- 阿弖流為の鼻梁を擦りぬ青山背
- アディオス!この暁闇の花時計
- 蛙出ていよいよ池辺群虫図
- あでやかな炬燵蒲団につまずきぬ
- あと味のよい一集に木の芽風
- 阿と吽の真ん中抜ける冬帽子
- あとかたも無き家雨降る音がする
- あとからあとから月の出寒い波頭
- あとがきは秋風に埋めてもらう
- 後先を絶って拈華の一行詩
- 後退りしつつ両手に蓬餅
- あと少し泣いたら霧を纏えるか
- 後でも先でも死なれぬ妻と秋燈下
- あとに来て先に帰りぬ冬帽子
- 鴉と農夫の間隔 ともに黒際立て
- 後の月七人の敵みな遁走
- アトピー性皮膚炎のわが月見草
- 後二日の命を灯す蛍かな
- あとみよそわかつるりと逃げる柿の種
- 後も白ゆく先も白砂続く
- あと戻り多き踊りにして進む
- 後戻り出来ぬ葉先のかたつむり
- 鴉とんでゆく水をわたらう
- アドルムを三鬼にわかつ寒夜かな
- 穴出でし蛇と共濡れ老いけらし
- 穴井太いる乱調の二月かな
- あなうらのひややけき日の夜の野分
- 鴉鳴く城址の秋の欄に
- 穴ぐらの驢馬と女に穴ぐらの
- あなたが死んで宿り木に雪我に雪
- あなたなる夜雨の葛のあなたかな
- あなたのお骨涼しも谺のようことり
- あなたまかせで今日はゆれたい糸柳
- 穴という穴から僕が出て船へ
- 穴に入りし蛇の周りの闇おもふ
- 穴に入る背中はまろし梅の
- 穴掘りの脳天が見え雪ちらつく
- 穴惑い穴は太古につづきおり
- 穴まどい今日が明日でもよい立場
- 穴まどひするりと人の過去かくす
- 穴まどひ余生の焦点ずれて来し
- 穴惑ふ息あり墓に去来とのみ
- 穴惑三面鏡が開いてをり
- 穴惑刃の如く若かりき
- 穴を出る蛇を見て居る鴉かな
- 兄以上恋人未満掻氷
- 兄妹下駄にすわって遠花火
- 吾に似る影すれちがう紅葉道
- 兄達の枕はさくら熊野灘
- 吾に賜ふ冬青空のあり愛し
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