私立測候所として
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/09 05:25 UTC 版)
「高岡市伏木気象資料館」の記事における「私立測候所として」の解説
伏木測候所は、1883年(明治16年)12月1日に日本最初の私立測候所として藤井能三の首唱により設立された。藤井能三は私費をもって伏木小学校を建設し、1875年(明治8年)10月には金澤米商会所を設立して伏木に商店を置き、あるいは越中汽船の取締役を務め、あるいは北陸通船の社長を務めた明治期の豪商であった。こうして伏木測候所は1884年(明治17年)1月1日から定時観測を開始し、1885年(明治18年)1月には内務大臣の認可を得、同年2月からは内務省地理局所属の各測候所と同等の資格をもって東京気象台と気象電報を交換することとなった。
※この「私立測候所として」の解説は、「高岡市伏木気象資料館」の解説の一部です。
「私立測候所として」を含む「高岡市伏木気象資料館」の記事については、「高岡市伏木気象資料館」の概要を参照ください。
- 私立測候所としてのページへのリンク