禁書目録とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 学問 > 世界宗教用語 > 禁書目録の意味・解説 

きんしょもくろく 【禁書目録】

かつてカトリック教会が、正し信仰妨げるものとして見ることを禁止した図書目録をいう。禁止出版保持販売翻訳にも及んだ

禁書目録

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/02 16:41 UTC 版)

禁書目録(きんしょもくろく、ラテン語: Index Librorum Prohibitorum)とは16世紀から20世紀の半ばまでカトリック教会によって作成された書物のリストで、カトリック教会と信徒に対して危険を及ぼすとみなされた書物が掲載された。禁書目録の目的は信徒を、非道徳あるいはカトリック信仰を脅かす書物から守ることにあった。禁書目録は単に出版後の本だけを対象としていたわけではなく、カトリック信徒が著作を行うときはあらかじめ検閲を受けさせることも習慣として行われた。


  1. ^ 後の信仰教理省
  2. ^ トリエント公会議の規定では、無神論者などカトリック信仰を否定する者の著作は審査するまでもなく有害とされていた。


「禁書目録」の続きの解説一覧


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「禁書目録」の関連用語

禁書目録のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



禁書目録のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
中経出版中経出版
Copyright (C) 2024 Chukei Publishing Company. All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの禁書目録 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS