偽の真空とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 偽の真空の意味・解説 

偽の真空

(真の真空 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/01 09:35 UTC 版)

偽の真空(ぎのしんくう、false vacuum)とは、場の量子論における仮説の一つであり、我々の宇宙真空が最低エネルギーの固有状態ではなく、さらに低いエネルギーの固有状態が存在する可能性があることを言う。もしこれが事実であった場合、現在の宇宙の真空は、いずれ真の真空(しんのしんくう、true vacuum)へ遷移(真空崩壊)することになるが、その際には莫大なエネルギーが放出されると考えられている。


注釈

  1. ^ この値は史上最も強力な宇宙線での記録。この宇宙線にはオーマイゴッド粒子という固有名がある。

出典



「偽の真空」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「偽の真空」の関連用語

偽の真空のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



偽の真空のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの偽の真空 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS