盤上の向日葵
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『盤上の向日葵』(ばんじょうのひまわり)は、作家・柚月裕子の長編ミステリ小説[1]。2015年から2017年にかけて読売プレミアムに連載[2][3]、2017年8月21日に中央公論新社から刊行された[4]。遺留品の名駒を手掛かりに白骨死体事件の真相を追う2人の刑事の捜査と、奨励会を経ずに実業界からプロ棋士となった青年の数奇な半生を並行して描き、山形・天童で「竜昇戦」に臨む青年に迫る[1][5][6][7]。「将棋界を舞台にした『砂の器』(松本清張)」である[2]。第15回本屋大賞で第2位にランクインした[1][7]。
- ^ a b c d “千葉雄大、異端の棋士役でNHK連ドラ初主演「少しでも残るものを」”. ORICON NEWS (oricon ME). (2019年5月13日) 2019年5月15日閲覧。
- ^ a b 柚月裕子(インタビュー)「「棋士たちの壮絶な戦いを描きたかった」…作家・柚月裕子さん」『大手小町』、読売新聞社、2017年9月12日 。2019年5月19日閲覧。
- ^ 茶木則雄 (2017年9月28日). “2018年映画公開!! 日本ミステリ史に燦然と輝く悪徳警官小説の金字塔!『孤狼の血』”. カドブン (KADOKAWA) 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b “盤上の向日葵”. 中央公論新社. 2019年5月15日閲覧。
- ^ a b c d e “【「本屋大賞2018」候補作紹介】『盤上の向日葵』――将棋界の"革命児"の過去を辿る壮絶なストーリー”. BOOKSTAND (博報堂ケトル/博報堂). (2018年4月4日) 2019年5月19日閲覧。
- ^ a b c d e f 松井ゆかり (2017年10月25日). “【今週はこれを読め! エンタメ編】運命に翻弄された棋士たちのミステリー〜柚月裕子『盤上の向日葵』”. WEB本の雑誌 (本の雑誌社/博報堂) 2019年5月19日閲覧。
- ^ comic_huの2022年10月18日のツイート、2022年11月10日閲覧。
- ^ comic_huの2022年10月19日のツイート、2022年11月10日閲覧。
- ^ a b “千葉雄大が棋士役で主演、柚月裕子「盤上の向日葵」ドラマ化”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2019年5月13日) 2019年5月15日閲覧。
- ^ a b c d “千葉雄大さん主演!『盤上の向日葵』制作開始!”. ド ラマトピックス. NHK (2019年5月13日). 2019年5月15日閲覧。
- ^ 該当各日 『朝日新聞』 テレビ欄。
- 1 盤上の向日葵とは
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