男はつらいよ 寅次郎恋やつれとは? わかりやすく解説

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男はつらいよ 寅次郎恋やつれ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/05 06:24 UTC 版)

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』(おとこはつらいよ とらじろうこいやつれ)は、1974年8月3日に公開された日本映画。マドンナ役に再び吉永小百合を迎えた『男はつらいよ』シリーズ第13作。同時上映は『超能力だよ全員集合!!』。


  1. ^ a b c 日経ビジネス』1996年9月2日号、131頁。
  2. ^ この部分につき、『男はつらいよ魅力大全』p.159は、「寅次郎の一見むちゃくちゃな言葉から、心の中で思っていても、それが相手に伝わらなければ、それは価値がないに等しいといった考え方が、修吉の心を激しく打った」という趣旨の説明をする。さくらが読み取った修吉の心中の愛情、それに対する歌子の「いくら心の中で思っていても、それが相手に伝わらなかったら、それは愛情と言えるかしら」という返答とマッチしている。
  3. ^ 『「男はつらいよ」寅さん読本』p.80 。本作について、「歌子が出た2作品をまとめて見れば、これは彼女が父親の元を離れて本当の意味で自立するまでを描く、歌子の『幸せ探し』がテーマになっていることが分かる。それだけに彼女と寅さんとの恋の部分は希薄。」(『キネマ旬報2008年9月下旬号』p.44)、「歌子に惚れていないため、失恋はしていない。」(『100%寅さん!』p.104所収の「恋愛ヒストリー」)と述べている書物もあり、実際、本作のポスターにも「兄ちゃんは恋をしたんじゃねぇ ただ、あの人が幸せになればいいな そう願っただけよ」と記されている。もっとも、本作タイトルの「恋(やつれ)」の対象は歌子である。シリーズ全体を通じた寅次郎の複雑な心情が垣間見える。
  4. ^ 実現はしなかったが、平成に入り本作の後日談として歌子が三回目の再登場をするストーリーも考えられていた。(『男はつらいよ50周年わたしの寅さん』p.51)「伊豆大島にある施設で働いている歌子を寅さんが訪ねるというストーリー」で、まさに本作最後の手紙で歌子が思い描いた通りのものである。


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