田島神社とは? わかりやすく解説

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たじま‐じんじゃ【田島神社】

読み方:たじまじんじゃ

佐賀県唐津市にある神社祭神田霧姫命(たぎりひめのみこと)ほか。


たじまじんじゃ 【田島神社】

佐賀県東松浦郡呼子町加部島にある旧国中社主神多岐津比売命、配神大山祇命・稚武王。同島は姫島とも田島とも称され朝鮮渡航上の要地で、海上安全の神として尊信された。創建年代不詳だが八〇六(大同一)年神一六戸を寄せた記録がある。例祭九月一六日。旧六月末日夏越祭が有名。

田島神社

読み方:タシマジンジャ(tashimajinja)

別名 お田島様

教団 神社本庁

所在 佐賀県東松浦郡呼子町

祭神 多紀理毘売命 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

田島神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/27 01:18 UTC 版)

田島神社(たしまじんじゃ)は、佐賀県唐津市呼子町(旧肥前国松浦郡呼子)の加部島にある神社[1]。地域は魏志倭人伝の中で倭国本土の最初の地として登場する末盧国にあたる。大陸への最も安全な渡海ルートの要所であり、上代以来中央政府の重用を受けてきた。古代においては「田島坐神社(たじまにゐますかみのやしろ)」として記録されている。肥前国唯一の名神大社で、肥前国一之宮と見られた時代もあった。明治時代の改新による旧社格国幣中社。現在は神社本庁別表神社。社紋は「桜紋」。時代により大きく分けて4種類の桜紋が境内にあるが、現在は向桜紋が御朱印に使われている。山上憶良が歌に詠んだ松浦佐用姫ゆかりの神社。宗像大社の元宮(ルーツ)ともいわれる[2]


  1. ^ 牧川 1902, p. 113.
  2. ^ a b c d 『田島神の創祀と宗像神との関係について』 江永次男 昭和62年
  3. ^ 『松浦古事記』寛政元年と思われる。 
  4. ^ 『肥前歴史叢書8 式内社 明神社 志々伎神社』芸文堂、1986年5月8日。 
  5. ^ 『西日本民俗文化考説』九州大学出版会、1988年。 
  6. ^ a b 『古代諸国神社神階制の研究』岩田書院、2002年8月 2002、391-395頁頁。 
  7. ^ 佐賀県と壱岐・対馬を除く長崎県
  8. ^ 村尾力太郎「「筑紫の野」と「筑肥の海」の懐古―日本・海外宗教交渉略史研究―」『早稲田商学』第205号、103頁、1968年https://books.google.com/books?id=fOZCAQAAIAAJ&q=望夫石 
  9. ^ 牧川 1902, p. 116.
  10. ^ 『唐津名勝案内 牧川茂太郎編』此村書店、1902年10月10日、116頁。 
  11. ^ 『ふるさとの民俗 佐賀の芸能・祭り』佐賀県文化館、1967年、136-137頁。 
  12. ^ 太刀〈銘備中国住人吉次/〉 - 国指定文化財等データベース(文化庁
    国指定(美術工芸品の部)01 > 太刀(銘 備中国住人吉次)(佐賀県ホームページ)。
  13. ^ 県指定(天然記念物の部)02 > 加部島暖地性植物群落(佐賀県ホームページ)


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