物質微分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/27 03:49 UTC 版)
物質微分(ぶっしつびぶん、英: material derivative)とは流れに乗って移動する流体粒子の物理量 (温度や運動量)の時間変化率のことで、連続体力学の概念の一つである。固定された場所での物理量の時間変化でなく、流れに乗って動く仮想的な「観測者」が観た物理量の時間変化を記述する。
- ^ 吉澤徴『流体力学』東京大学出版、2001年9月6日初版発行、ISBN 4130626035
- ^ 田村武『連続体力学入門』朝倉書店、2000年2月20日初版1刷発行、ISBN 4254201028
- ^ 日野幹雄『流体力学』朝倉書店、1992年12月10日初版1刷発行、ISBN 4254200668
- ^ 中村育雄『流体解析ハンドブック』共立出版、1998年3月20日初版1刷発行、ISBN 4320081188
- ^ a b c 巽友正 『新物理学シリーズ21 流体力学』 培風館、1982年 4月15日初版発行、ISBN 4-563-02421-X
- ^ Eric W. Weisstein "Convective Operator" MathWorld http://mathworld.wolfram.com/ConvectiveOperator.html
- 物質微分のページへのリンク