渤海国論争とは? わかりやすく解説

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渤海国論争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/15 02:18 UTC 版)

渤海国論争(ぼっかいこくろんそう)では、渤海について記録されている日本中国朝鮮の史籍文献について解説する。現在、中国と韓国・北朝鮮の学界では、『新唐書』と『旧唐書』の解釈をめぐって論争になっている。


  1. ^ 石井正敏は「本来『楛矢ノ国』が粛慎を指すことは言うまでもない。そして、靺鞨は粛慎の後身と伝えられているのである。池内宏「粛慎考」(『満鮮史研究』上世・第一冊 祖国社・一九五一年。初出一九三〇年)参照」と述べている[11]
  1. ^ 酒寄雅志 (2004年10月19日). “早稲田大学オープンカレッジ秋期講座 「渤海と古代の日本」”. 日本海学推進機構. オリジナルの2021年8月23日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210823095524/http://www.nihonkaigaku.org/library/university/i041001-t8.html 
  2. ^ 姜成山 (2014). 渤海王国の社会と国家 : 在地社会有力者層の検討を中心に. p. 11. NAID 500000729982. https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/8805782. 
  3. ^ 礪波護武田幸男 『隋唐帝国と古代朝鮮』〈世界の歴史 (6)〉中央公論社、1997年1月、404頁。ISBN 978-4124034066 
  4. ^ 新唐書(1)>北狄列傳>渤海>渤海는 본래 粟末靺鞨로서 高句麗에 附屬되어. 国史編纂委員会. オリジナルの2018-11-07時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181107010506/http://db.history.go.kr/item/level.do?levelId=jo_015r_0010_0020_0010 
  5. ^ 井上秀雄 『東アジア民族史 2-正史東夷伝』〈東洋文庫283〉平凡社、1976年1月、425頁。ISBN 978-4582802832 
  6. ^ 井上秀雄 『東アジア民族史 2-正史東夷伝』〈東洋文庫283〉平凡社、1976年1月、413頁。ISBN 978-4582802832 
  7. ^ “舊唐書(1)>北狄列傳>渤海靺鞨>渤海靺鞨大祚榮者、本高麗別種也”. 国史編纂委員会. オリジナルの2018年11月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20181107010537/http://db.history.go.kr/item/level.do?setId=6&itemId=jo&synonym=off&chinessChar=on&position=4&levelId=jo_014_0020_0020_0010 
  8. ^ a b c 韓東育 2013, p. 150
  9. ^ a b 朴時亨 1974, p. 182
  10. ^ 石井 2001, p. 171
  11. ^ 石井 2001, p. 204
  12. ^ 石井 2001, p. 187-188
  13. ^ Northeast Asian History Foundation 2009, p. 32
  14. ^ 송기호 『발해정치사연구』일조각、1995年、34-37頁。ISBN 9788933701775 
  15. ^ a b “발해”. 韓国コンテンツ振興院. オリジナルの2021年8月22日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210822144441/https://www.culturecontent.com/content/contentView.do?search_div=CP_THE&search_div_id=CP_THE004&cp_code=rp0703&index_id=rp07031503&content_id=rp070315030001 
  16. ^ “제왕운기 > 제왕운기(帝王韻紀) 권하(卷下)”. 国史編纂委員会. オリジナルの2021年10月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211001142846/http://db.history.go.kr/KOREA/item/compareViewer.do;jsessionid=4CCC0C5566D2896714A31F19E8F430C5?levelId=mujw_002r_0120 
  17. ^ 石井 2001, p. 184
  18. ^ a b 石井 2001, p. 190
  19. ^ a b c 김기흥 『발해의 종족적 연원』〈동북아역사논총 제33호〉2011年9月30日、1頁http://contents.nahf.or.kr:8080/directory/downloadItemFile.do?fileName=dn_033_0110.pdf&levelId=dn_033&type=pdf 
  20. ^ “『東事』 권3_규장각소장 발해사자료”. KRpia. (2004年1月1日). オリジナルの2021年9月4日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210904051623/https://www.krpia.co.kr/product/detail?plctId=PLCT00004724&nodeId=NODE04252141 
  21. ^ “사료라이브러리 > 발해사자료집 >渤海考 >발해고 전문(渤海考 全文) >渤海考序”. 東北アジア歴史財団. オリジナルの2017年1月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170108122429/http://contents.nahf.or.kr/item/item.do?levelId=bh.d_0044_0010_0010 
  22. ^ 石井 2001, p. 194-195
  23. ^ Northeast Asian History Foundation 2009, p. 23
  24. ^ 石井 2001, p. 191
  25. ^ 石井 2001, p. 191-192
  26. ^ Northeast Asian History Foundation 2009, p. 54
  27. ^ “사료라이브러리 > 발해사자료집 >東史綱目 >발해의 기록과 우리의 역사기록이 마땅하지 않다.”. 東北アジア歴史財団. オリジナルの2017年1月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170108124046/http://contents.nahf.or.kr/item/item.do?levelId=bh.d_0027_0010 
  28. ^ a b 石井 2001, p. 192
  29. ^ 石井 2001, p. 199
  30. ^ 石井 2001, p. 209
  31. ^ 石井 2001, p. 195
  32. ^ 池内 1933, p. 175


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