段間比
MTにおいて、各変速段の変速比の離れ具合を表すものとして、隣同士の変速比について低速段変速比/高速段変速比を段間比という。加速走行するときに、変速の前後のエンジン回転数が等しくなるように段間比を設定すれば、段間比は一定となる。例えば1.5にすれば、1速6000rpmで変速すると2速で4000rpmとなり、2速6000rpmで変速すれば3速で4000rpmという具合になる。この場合のギヤ比は、例えば、1~4速が3.375、2.25、1.5、1.0となる。基本的には段間比一定が望ましいが、実際1速は車両の最大登坂能力目標値から決まり、2~4速は加速性能から決まり、5速は最高速目標値から決定される。
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