死刑執行推定人数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 07:11 UTC 版)
「北朝鮮における死刑」の記事における「死刑執行推定人数」の解説
以下の執行人数は、コーネル大法科大学院の死刑問題研究グループが出しているデータであるが、あくまでメディアによる報道等により確認された死刑執行人数である。また、2008年~2013年の表の下段は韓国統一研究院で行われた脱北者の面接調査によって推定した公開死刑執行人数であり、2000年から2014年にかけて推定で1,382人が公開死刑執行されている。しかしながら、北朝鮮政府が公表している執行人数ではないため、全体の死刑執行人数は不明である。 2007年以降の北朝鮮の推定死刑執行数(2008年~2013年の上段のデータはコーネル大法科大学院の死刑問題研究グループによる調査、下段は韓国統一研究院による調査)20072008200920102011201220132014201520161+ 15+ 1+ 60+ 30+ 15+ 70+ 2+ 3+ 64+ 161+ 160+ 106+ 131+ 21+ 82+ 201720182019202020215+(?) 2+ 8+ 18+ 5+ 2017年の(?)は、2017年2月に、金正男暗殺とは別に、大臣レベルの高官5人が対空砲によって死刑執行されたと報じられているが、 この5人の死刑執行が司法手続きを経た上で行われたかは不明であるため、(?)とした。この死刑執行方法は、2015年4月にも当時人民武力部(現・国防省)部長の玄永哲に対して行われた。 北朝鮮では、非公開による死刑執行も行われている。執行数は不明だが、非公開死刑執行された者の罪状として最も多いのが政治犯の48.6%であり、次いで刑事犯は29.6%である。また、物資の横流しなどの経済犯は3.0%となっている。
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