次世代の治療のビジョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 08:11 UTC 版)
「オンコリスバイオファーマ」の記事における「次世代の治療のビジョン」の解説
社長コラムに『がんを切らずに済ます』として記されている。 (略)当社のテロメライシンは,まず食道がんを狙い,初期の状態であれば侵襲性のない放射線治療と組み合わせることにより,切らずに食道がんを根治できる可能性が出てきました。 では,この先の治療はどうなるのでしょうか?私が考えるには,がんががんでなくなればいいのではないかということです。(略)新しい遺伝子編集の技術を使ったり,新しいメカニズムによってがん細胞からがんの性質をとことんなくしてしまえば,がんは体の中で「たんこぶ」のようなものになってしまいます。それが神経を圧迫していたり,臓器機能を阻害していなければ「たんこぶ」のまま放っておけばいいわけです。(略)当社はいま何人かの研究者と「がんを切らずに済ます」コンセプトを実現できるかどうかを模索しています。 — 浦田泰生社長、社長コラム■第61回(2017年12月22日)『がんを切らずに済ます』
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