柳公権とは? わかりやすく解説

柳公権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/22 09:50 UTC 版)

柳 公権(りゅう こうけん、大暦13年(778年) - 咸通6年(865年))は、中国唐代政治家書家誠懸(せいけん)。京兆府華原県(現在の陝西省銅川市耀州区)の出身。本貫河東郡解県家系は河東の名族の柳氏の一派に属し、父の柳子温は丹州刺史、兄の柳公綽は河東節度使を経て兵部尚書に至り、端厳な楷書を書く能書家でもあった。柳道茂(柳敏の従祖弟)の末裔にあたる。


  1. ^ 藤原 P.94
  2. ^ 旧唐書(列伝第一百十五)』(我於佛寺見卿筆跡、思之久矣)
  3. ^ 右拾遺(うしゅうい)は、天子の過失を諌める役の官名である(新選漢和辞典 P.199)。
  4. ^ 旧唐書(列伝第一百十五)』(用筆在心、心正則筆正)
  5. ^ 筆諌(ひっかん)とは、筆法によせての諌言のこと(西川 P.131)。
  6. ^ この爵位により柳河東ともいわれる(玉村 P.59)。
  7. ^ 大達(だいたつ、770年 - 836年)は、長安の安国寺の僧で、俗姓は趙、俗名は端甫(たんぽ)という(比田井 P.223、木村 P.166)。
  8. ^ ただし、碑は磨滅のために各行下方の2字は読めない(木村 P.166)。
  9. ^ 旧唐書(列伝第一百十五)』(上都西明寺金剛経碑、備有鍾・王・欧・虞・褚・陸之体、尤為得意)
  10. ^ 海嶽名言』(柳公権師欧、不及遠甚、而為醜怪悪札之祖。自柳世始有俗書)


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