林桐葉
(はやしとうよう)
熱田蕉門の門人林七左衛門。「木而/木示(もくじ)」は若いときの俳号で後に桐葉を名乗る。芭蕉が宛てた書簡が3通現存する。『野ざらし紀行』では、芭蕉は桐葉亭に往復2度立ち寄っている。その折の句「この海に草鞋捨てん笠時雨」。
桐葉宛書簡1(天和?年5月3日)
桐葉宛書簡(貞享4年4月3日)2003年新発見江東区芭蕉記念館で公開
桐葉・東藤宛書簡2(貞亨3又は4年3月14日)
桐葉宛書簡3 (元禄2年2月15日)
2003年12月16日付朝日新聞東京川の手版によると、東京都内で、貞亨4年4月3日付「林桐葉宛」芭蕉自筆書簡が発見されたという。同記事によれば、手紙は桐葉から依頼されて作品を評価した手紙が事故で紛失したことへの謝罪や、同じ句を採点した一晶と自分の評価の違いについて自分の正当性を主張する内容。
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