東部戦線:ハンガリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/18 21:31 UTC 版)
「第1SS装甲軍団」の記事における「東部戦線:ハンガリー」の解説
1945年3月6日、ドイツ軍は春の目覚め作戦を開始した。軍団は第6SS装甲軍の左翼を担当したが、進撃は泥濘化した大地のためにすぐ停止、初期の成功にも関わらず、攻撃は激しいソビエト赤軍の反撃により停止した。軍団は第IVSS装甲軍団の支援のために後退し、同軍団の左でセーケシュフェヘールヴァール近辺で激しい戦闘を行った。3月15日、ソビエト赤軍はウィーンへの攻撃を開始、この攻撃により隣接するドイツ第6軍の戦線を突破され、南の戦線全てはウィーン方向へ後退せざるを得なくなった。軍団は散発的な反撃に関わりつつ、ハンガリー、オーストリアを通過して撤退、最終的には1945年5月8日、アメリカ軍に降伏した。
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