有鉤嚢虫とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 有鉤嚢虫の意味・解説 

有鉤条虫

(有鉤嚢虫 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/09 09:49 UTC 版)

有鉤条虫(ゆうこうじょうちゅう、Taenia solium)はヒト小腸に寄生する、いわゆるサナダムシの一種である。幼虫は有鉤嚢虫(ゆうこうのうちゅう、Cysticercus cellulosae)と呼ばれる。中間宿主はブタイノシシが主であるが、ヒツジシカイヌネコネズミウシヒトなども中間宿主となり得る。ヒトへの感染は、生きている有鉤嚢虫を保有する豚肉を摂取することによるものが主であるが、虫卵を含む食材を摂取することにより、体内でふ化した幼生が嚢虫となる場合がある。ヒトにおいて嚢虫が脳や眼に寄生した場合は神経嚢虫症(Neurocysticercosis、NCC)など重篤な症状を示す。




「有鉤条虫」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  有鉤嚢虫のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「有鉤嚢虫」の関連用語

有鉤嚢虫のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



有鉤嚢虫のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの有鉤条虫 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS