日本の大学教員の職階
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日本の大学教員の職階(にほんのだいがくきょういんのしょっかい)は、日本の高等教育機関(大学、短期大学、高等専門学校)の職階。
- ^ 2007年(平成19年)4月、学校教育法改正により「助教授」が廃止され、「准教授」が設置された。
- ^ かつては国立学校設置法施行規則に職員の種類として教務職員が規定されていた。しかし、同法は2004年(平成16年)4月1日廃止され、国立大学の設置者として国立大学法人が設立されたため、教務職員の設置の法的根拠は失われている。
- ^ 例えば同志社大学、中央大学、日本工業大学、龍谷大学等に置かれる。
- ^ 例えば実践女子大学、学習院大学、多摩美術大学、東北芸術工科大学、フェリス女学院大学、九州産業大学等に置かれる。
- ^ 例えば九州大学、福井大学、信州大学、徳島大学等に置かれる。
- ^ a b 九州大学では、学校教育法の定める「助手」を「教務助手」と呼称し、学校教育法に定めのない「准助教」を置いている(参照:各職種の新制度への移行スキーム、九州大学の新しい教員組織の在り方に関するQ and A。2009年10月1日現在、准助教が26名、教務助手が1名在職している(教員の部局別在職者状況)(九州大学)。
- ^ 金城学院大学に置かれる。
- ^ 豊田工業大学に置かれる。
- ^ 小説『白い巨塔』はそれを描いた小説として有名である。
- ^ a b 准教授、助教の名称は、2007年(平成19年)4月1日に施行された改正学校教育法(平成18年6月21日法律第80号)により新設された。
- ^ 講座制を採る大学が少なくなった今日では表向きは稀である。
- ^ 2007年(平成19年)4月1日に施行された学校教育法の一部改正の審議過程では、将来的に講師という職階は段階的に廃止されるべきものと位置づけられた。
- ^ a b 講師の英称をlecturer、助教の英称をresearch associate、助手の英称をresearch assistantとする例(東京大学)
- ^ a b 講師の英称をassistant professorとする例(一橋大学)
- ^ ここでいう旧学校教育法とは、2007年(平成19年)3月31日まで適用されていた学校教育法を指す。同年4月1日に施行された改正学校教育法(平成18年6月21日法律第80号)の前の学校教育法である。
- ^ a b 旧学校教育法が適用されていた2007年(平成19年)3月31日までは、助手は、同法上「教授及び助教授の職務を助ける」ことが職務であり、暗黙の了解として所属組織の運営が円滑に行われることを補佐することも業務としていた。しかし、同年4月1日に改正学校教育法(平成18年6月21日法律第80号)が施行されたことにより、新たに助教が置かれ、助手の職務内容の明確化が図られた。このため、旧法による助手を「旧助手」、新法による助手を「新助手」として区別することもある。
- ^ 例えば東京外国語大学。
- ^ 例えば城西国際大学や拓殖大学。
- ^ “国立大学法人東京大学の役職員の報酬・給与等について” (PDF). 国立大学法人東京大学. 2007年2月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年9月19日閲覧。
- ^ “教務職員問題”. 東北大学職員組合教務職員対策委員会. 2007年9月19日閲覧。
- 1 日本の大学教員の職階とは
- 2 日本の大学教員の職階の概要
- 3 関連項目
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