日本における所蔵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/01 00:03 UTC 版)
日本では大阪府立図書館や筑波大学、高知大学、放送大学、一橋大学、名古屋大学、慶應義塾大学などが百科全書全巻のコレクションを有している。ただし、真性のパリ版ではなく、1770年以降にジュネーヴで出版され、パリ版と酷似したジュネーヴ版を所蔵する図書館も多い。1960年代からジャック・プルーストやジョン・ラフ、シュワブらによる研究が進み、現代では両版の違い、さらにはパリ版間の違いがほぼ明確になっているが、日本の図書館の百科全書がそれらのどれに相当するか、精緻かつ網羅的に調査した研究はない。現状では慶應義塾大学図書館所蔵のパリ版が、世界的にももっとも優れた版の一つと考えられている。
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