日常点検
クルマを安全に走行させるためにドライバー自身が行う点検をいう。1994年の道路運送車両法改正で、自分のクルマの状態を常に把握しておく保守管理責任が義務づけられた。改正規定では、従来の1日1回運行前点検の形式面から、日常点検整備という規定で安全に対する社会的義務の性格が強まったといえる。点検内容は、タイヤの空気圧や亀裂、損傷、ランプ類の点灯、ワイパーの異常、排ガスの色など、外から目で確かめることができること。ボンネットを開いて、エンジンオイル、冷却水、バッテリー液などが適量か、さらにエンジン音やブレーキ音の異常やエンジンルームなどから異臭はないかなど、これらを常に意識してクルマの状態を知る姿勢が必要とされる。
- 日常点検のページへのリンク