新明解日本語アクセント辞典とは? わかりやすく解説

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新明解日本語アクセント辞典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/08 02:05 UTC 版)

新明解日本語アクセント辞典』(しんめいかいにほんごアクセントじてん)は、日本の出版社である三省堂が発行する小型アクセント辞典である。本項では前身の『明解日本語アクセント辞典』のついても記す。


註釈

  1. ^ 標準語とは、文部省が1904年(明治37年)に発表した尋常小学読本編纂趣意書で定義されたもので、「東京の中流社会」で用いられる言葉とされ、東京の訛音は採用されなかった[3]
  2. ^ 東京弁とは東京の訛音で、秋永一枝は特に旧東京15区内で用いられているものとしていた[4]
  3. ^ 共通語とは、1948年(昭和23年)に設置された国立国語研究所の岩淵悦太郎研究部長(当時)が区別したもので、「全国どこでも通ずるような言葉」とされた[6]
  4. ^ 『日语音调学习规则一百条』は、『明解日本語アクセント辞典』第二版の附録部分のみ訳出し出版したもの[10]

出典

  1. ^ 明解日本語アクセント辞典 (三省堂): 1958”. 書誌詳細. 国立国会図書館サーチ. 国立国会図書館. 2021年12月4日閲覧。
  2. ^ a b c 新明解日本語アクセント辞典 第2版 CD付き[国語辞典-国語その他-]”. 三省堂WORD-WISE WEB -辞書ウェブ編集部によることばの壺-. 三省堂. 2021年12月4日閲覧。
  3. ^ 上田崇仁「「日語読本」に関する一考察」『アジア社会文化研究』第1号、広島大学大学院国際協力研究科、広島、2000年3月31日、 37-53頁、 doi:10.15027/23285ISSN 1346-1567
  4. ^ 相澤正夫「秋永一枝著『東京弁アクセントの変容』考察 (PDF) 」 『国語学』第52巻第3号、国語学会、東京、2001年9月1日、 45-51頁、 ISSN 0491-3337全国書誌番号:000082942021年12月4日閲覧。
  5. ^ a b c 三省堂編修所 1958, pp. 1–3.
  6. ^ 【講演】私のとらえたい東京語」(PDF) 『首都圏の言語の実態と動向に関する研究成果報告書 首都圏言語研究の視野』国立国語研究所、東京〈国立国語研究所共同研究報告13-2〉。ISBN 978-4-906055-32-6NCID BB15062851全国書誌番号:22436655https://mmsrv.ninjal.ac.jp/shutoken_atlas/results/5-2_1302_04.pdf2021年12月4日閲覧 
  7. ^ a b c 秋永一枝 1997, pp. 1–4.
  8. ^ 塩田雄大「アクセント辞典の誕生 (PDF) 」 『NHK放送文化研究所年報』第52号、日本放送出版協会、東京、2008年、 173-200頁、 全国書誌番号:010055602021年12月4日閲覧。
  9. ^ 明解日本語アクセント辞典第二版”. 三省堂. 1999年2月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月4日閲覧。
  10. ^ 日語音調學習規則一百条 (上海譯文出版社): 1988”. 書誌詳細. 国立国会図書館サーチ. 国立国会図書館. 2021年12月4日閲覧。
  11. ^ a b 「新明解日本語アクセント辞典」について”. 三省堂 Web Dictionary. 三省堂. 2007年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月4日閲覧。
  12. ^ a b 新明解日本語アクセント辞典”. Sanseido Word-Wise Web [三省堂辞書サイト]. 三省堂. 2010年9月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月4日閲覧。
  13. ^ 新明解日本語アクセント辞典”. 三省堂 (2001年). 2001年3月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月4日閲覧。
  14. ^ 大新出版集團::新明解日本語アクセント辞典” (中国語). 大新書局. 2021年12月4日閲覧。


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