しんごだいし【新五代史】
読み方:しんごだいし
⇒五代史
新五代史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/22 00:03 UTC 版)
『新五代史』(しんごだいし)は、北宋の欧陽脩による歴史書。元の名を『五代史記』といい、皇祐5年(1053年)書となった。私撰であるため家に蔵されていたが、撰を終えた後に朝廷に献上された。乾隆のとき、薛居正の『旧五代史』と共に正史とするため、欧陽脩の史は『新五代史』と改称された。本紀12巻・列伝45巻・考3巻・世家及年譜11巻・四夷附録3巻の合わせて74巻[1]。後梁の開平元年(907年)から後周の顕徳7年(960年)までの歴史が記載されている。
- ^ “History of the Five Dynasties”. World Digital Library (1280-1368). 2013年9月5日閲覧。
- ^ 杉山「中国の歴史8 疾駆する草原の征服者」講談社、2005 による
- ^ 「五代の〈中国〉と平王」(初出:宋代史研究会研究報告第九集『「宋代中国」の相対化』(汲古書院、2009年/所収:山崎『中国五代国家論』(思文閣出版、2010年))
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