文献学的研究
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/23 09:32 UTC 版)
高崎直道によれば、『起信論』は漢訳『宝性論』に引用される漢訳『勝鬘経』の文章を用いているが、このような文章は、梵文の『宝性論』にも『勝鬘経』にも見られないという。 また、石井公成は、「摩訶衍」という語の用法、および「大乗」と「摩訶衍」の使い分けにおいて 求那跋陀羅訳『勝鬘経』の影響が明確に見られると指摘する。
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