懼れる

実用日本語表現辞典

惧れる

読み方：おそれる
別表記：懼れる

「惧」は不安や懸念、危惧といった意味合いで用いられる表現。表外漢字であるため普通は「恐れる」などの表記が用いられる。

（2011年2月20日更新）

デジタル大辞泉

おそ・れる【恐れる／^▽怖れる／畏れる／^×懼れる】

読み方：おそれる

［動ラ下一］［文］おそ・る［ラ下二］

１ 危険を感じて不安になる。恐怖心を抱く。「報復を—・れる」「死を—・れる」「社会から—・れられている病気」

２ よくないことが起こるのではないかと心配する。危ぶむ。「失敗を—・れるな」「トキの絶滅を—・れる」

３ （畏れる）近づきがたいものとしてかしこまり敬う。畏敬(いけい)する。「神をも—・れぬしわざ」

４ 《近世江戸語》「恐れ入る3㋑」に同じ。

「栄螺(さざえ)の壺へ赤辛螺(あかにし)を入れて出すから—・れらあ」〈洒・四十八手〉

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

懼れる

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 07:26 UTC 版)

和語の漢字表記

懼れる

1. おそれる 参照