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あかにし 2 【赤螺】

(1)海産巻貝。殻は高さ20センチメートルほどの拳(こぶし)状で厚く堅固。殻表は淡褐色白斑が入る。殻口は大きく赤橙色。肉は食用、殻は貝細工に用い、卵嚢(らんのう)は「なぎなたほおずきといって子供が口で鳴らすおもちゃにする。北海道南部以南に広く分布

(2)(1)がふたを閉じた様子を、しっかり物を握った拳に見立てて〕非常にけちな人をあざけっていう語。
旦那も随分―だねえ/歌舞伎天衣紛」


隠語大辞典

皓星社皓星社

赤螺

読み方:あかにし

  1. 吝嗇なる者をいふ。金を握りて放たざるを、貝のを堅く閉づるに喩へしなり。
  2. 極めて吝嗇なる人の称。赤螺が一度閉づれば、容易に再び開かざるを、吝嗇なる者が金銭を握れば亦再び財布の口を開かざるに比して罵り云ふ語。「あんな-は無い」。
  3. けちな人を罵る詞。如く拳を握り持ちたる財宝金銭を放さぬ意なりと。
  4. けちんぼ、金惜しみの客の事、花柳用語。
  5. 吝嗇家如く持ちたる金品を放さぬ意より)。
  6. しみつたれのこと。不良仲間では金なしの意につかつている。
  7. しみつたれまたはしまりや。あかにし(貝の名)は容易に口を開けないところより。〔不〕
  8. 吝嗇家如く持った金品を離さぬこと。

分類 不、不良東京花柳用語

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