広島瓦斯電軌1040形電車
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広島瓦斯電軌1040形電車(ひろしまがすでんき1040がたでんしゃ)は、広島瓦斯電軌[注釈 3]が1941年(昭和16年)に導入した宮島線(鉄道線)用の電車である。
注釈
- ^ 『日本民営鉄道車両形式図集 下巻』掲載図面の数値[1]。「広島電鉄宮島線」(1965) などにおいては連接車化改造後の全長を21,360 mmと記載している[2][3]。
- ^ a b 連接車化改造施工後のデータを示す。
- ^ 現在の広島電鉄と広島ガスが1917~42年の間合併し存在していた企業。
- ^ その他、従来車の一部が戦後に前中扉構造に改造されたほか[18][19]、阪急電鉄からの譲渡車両である1070形電車についても導入に際して大幅に窓配置を変更し、前中扉構造に改造した[20]。
- ^ ただし妻窓は変則的な2枚窓構成を採っていた大阪市901形などとは異なり、左右対称の3枚窓構成とされた[23]。また車体断面については「く」の字形の断面を備える901形とは異なり、2001形・2011形と共通のストレート断面に変更されている[23]。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k 『日本民営鉄道車両形式図集 下巻』 p.673
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 「広島電鉄宮島線」(1965) p.82
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 鉄道ピクトリアル『アーカイブスセレクション21 私鉄車両めぐり山陽・山陰』p.66
- ^ 『広島電鉄開業100年・創立70年史』401ページ
- ^ a b 『広電が走る街 今昔』 pp.154 - 155
- ^ 『広島電鉄開業100年・創立70年史』66ページ
- ^ a b c d e f g h i j k 「広島電鉄宮島線」(1965) p.80
- ^ a b c d e f g h i j k 鉄道ピクトリアル『アーカイブスセレクション21 私鉄車両めぐり山陽・山陰』p.65
- ^ 『広島の路面電車65年』 p.187
- ^ 『広島電鉄開業100年・創立70年史』67ページ
- ^ a b c 『私鉄の車両3 広島電鉄』 p.103
- ^ a b c d 『広島の路面電車65年』 pp.180 - 181
- ^ 『私鉄の車両3 広島電鉄』 pp.20 - 21
- ^ a b 『私鉄の車両3 広島電鉄』 p.160
- ^ a b 「原爆から10年 - マニアの眺めた戦後の広電」(1990) p.54
- ^ 『私鉄の車両3 広島電鉄』 pp.84 - 85
- ^ 『私鉄の車両3 広島電鉄』 pp.92 - 93
- ^ a b c d e f 「広島電鉄宮島線」(1965) p.79
- ^ a b c d e f 鉄道ピクトリアル『アーカイブスセレクション21 私鉄車両めぐり山陽・山陰』p.64
- ^ 『私鉄の車両3 広島電鉄』 pp.88 - 89
- ^ 「原爆から10年 - マニアの眺めた戦後の広電」(1990) p.53
- ^ a b c d 『日車の車輌史 図面集-戦前私鉄編 上』 p.226
- ^ a b 『日車の車輌史 図面集-戦前私鉄編 上』 pp.55・226
- ^ a b 「広島電鉄市内線」(1962) p.68
- ^ a b 「広島電鉄市内線」(1962) p.69
- ^ a b c 「広島電鉄宮島線」(1965) p.78
- ^ a b c 鉄道ピクトリアル『アーカイブスセレクション21 私鉄車両めぐり山陽・山陰』p.63
- ^ a b c d 「世界の鉄道'76」 pp.166 - 167
- ^ a b c 「広島電鉄宮島線直通電車運転史 (後編)」(1994) p.97
- 1 広島瓦斯電軌1040形電車とは
- 2 広島瓦斯電軌1040形電車の概要
- 3 主要機器
- 4 運用
- 5 脚注
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