平と仄
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/02 06:34 UTC 版)
第1句第2字が平字であるものを平起、仄字であるものを仄起という。五言では承および結、七言では起、承および結の句で押韻する。起句で押韻しないのは踏落しという。押韻は平韻が多く、まれに仄韻である。 律詩と同じであるのは、五言の二四不同、七言ではさらに二六対(同)にすること、各句第2字を横に見てゆき平仄仄平(または仄平平仄)とすること、「孤平」、「下二連」を避けることなどの粘法である。 ふつうの平仄式、粘法に合わないのは「拗体」という。六言絶句は数は多くない。
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