島風 (峯風型駆逐艦)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/30 14:39 UTC 版)
島風(しまかぜ)は、日本海軍の駆逐艦。峯風型駆逐艦の4番艦である。日本の駆逐艦として公試運転時に40.698ノットの新記録を出したことで知られる。1940年に哨戒艇に改造され第一号哨戒艇(だいいちごうしょうかいてい、旧字体:第一號哨戒艇)と改名し、艦名は2代「島風」に引き継がれた。「島風」の名は「島に吹く風」または「島より吹き来る風」[1]に由来する。
- ^ 海軍辞令公報上の職名は全員が「第一哨戒艇隊特務艇長兼分隊長」で、誰がどの艇の艇長なのかは記載されていないが、本艇については「第一哨戒艇隊第一号哨戒艇事変日誌」 アジア歴史資料センター Ref.C08030620500 と突合せを行うことにより、当時の特務艇長の特定が可能。なお第一哨戒艇隊特務艇長は海軍省が発令するもので、防備隊編制令や哨戒艇乗員標準による制限を受けない。
- ^ 1928年 東京水交社 出版 浅井将秀 編 「#日本海軍艦船名考」P.125〔島風 しまかぜ Simakaze.島ヨリ吹キ來ル風。〕
- ^ 『官報』第2419号、大正9年8月24日。
- ^ a b c 『官報』第2440号、大正9年9月18日。
- ^ 『官報』第2501号、大正9年12月2日。
- ^ 『官報』第3102号、大正11年12月2日。
- ^ 『官報』第3385号、大正12年12月4日。
- ^ a b 『官報』第3586号、大正13年8月6日。
- ^ 『官報』第3722号、大正14年1月21日。
- ^ 『日本海軍史』第9巻、226頁。
- ^ 『官報』第37号、昭和2年2月16日。
- ^ 『官報』第808号、昭和4年9月6日。
- ^ 『官報』第1478号、昭和6年12月2日。
- ^ 『官報』第1778号、昭和7年12月2日。
- ^ a b 『官報』第2053号、昭和8年11月2日。
- ^ 『官報』第2089号、昭和8年12月16日。
- ^ 『官報』第2288号、昭和9年8月16日。
- ^ a b 「昭和12年9月29日付 海軍辞令公報号外 第63号」 アジア歴史資料センター Ref.C13072072300
- ^ a b 「昭和12年12月1日付 海軍辞令公報号外 第99号」 アジア歴史資料センター Ref.C13072072700
- ^ a b 「昭和14年1月16日付 海軍辞令公報 (部内限) 第287号」 アジア歴史資料センター Ref.C13072075300
- ^ 「昭和14年3月10日付 海軍辞令公報 (部内限) 第312号」 アジア歴史資料センター Ref.C13072075500
- ^ 「昭和16年11月20日付 海軍辞令公報 (部内限) 第752号」 アジア歴史資料センター Ref.C13072083200
- ^ 「昭和17年4月10日付 海軍辞令公報(部内限)第841号」 アジア歴史資料センター Ref.C13072085100
- 1 島風 (峯風型駆逐艦)とは
- 2 島風 (峯風型駆逐艦)の概要
- 3 参考文献
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