山本能楽堂とは? わかりやすく解説

山本能楽堂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/25 13:32 UTC 版)

公益財団法人山本能楽堂(やまもとのうがくどう)は大阪府大阪市中央区にある能楽堂及びそれを所有運営する公益財団法人。建物は市街地にある木造三階建ての内部に本格的な能舞台を持つことから、2006年平成18年)11月29日に国の登録有形文化財の登録を受けている[1]。2011年から2014年まで文化庁「重要建造物等公開活用事業」として、耐震補強工事、設備工事、衛生工事など大規模改修工事を行い、舞台照明のカラーLED化、全館床暖房化など設備面が機能強化された。古い建物でありながら最新の技術が加わり、歴史の陰翳が刻まれた建物にモダンな空間が対峙する独特の空間に生まれ変わった。改修のコンセプトは「開かれた能楽堂」。[2]見所(客席)は桟敷席で、日本を代表する建築家の1人である吉村順三発案の「たためる椅子」が整備されており、車椅子にも対応している。 鏡板の松は松野奏風の筆による。




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