小格子

デジタル大辞泉

こ‐ごうし〔‐ガウシ〕【小格子】

読み方：こごうし

１ 細い角材を、間を透かして縦横に細かく組んだもの。⇔大格子。

２ 江戸吉原の最も格式の低い遊女屋。または、そこの遊女。⇔大格子。

３ 細かい格子縞の模様。細かい弁慶縞。⇔大格子。

隠語大辞典

小格子

読み方：こごうし

1. 東京吉原の遊廓にて最も格の低き女郎屋の称。
2. 小さい女郎屋のことをいふ。〔花柳語〕
3. 小店の遊女屋のことをいふ。ちよんちよん格子ともいふ。
4. 小店の女郎屋。
5. 小さな遊女屋のこと、女郎屋は格子づくりの戸がはまり、それが小さいといふ意。
6. 小さい女郎屋のこと。ちょんちょん格子ともいう。遊ぶと鼻が落ちたりする。〔花柳界〕
7. 遊女屋。昔遊女屋の店先には格子をはめ遊女が顔見せしていたところから。〔花〕

分類 花柳界、花柳界／東京、花柳語、花／風俗

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ。

Weblio日本語例文用例辞書

「小格子」の例文・使い方・用例・文例

• 小格子という縞模様