そんえん‐ほうしんのう〔ソンヱンホフシンワウ〕【尊円法親王】
尊円法親王
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尊円法親王(そんえんほうしんのう、永仁6年8月1日(1298年9月7日) - 延文元年/正平11年9月23日(1356年10月17日))は、青蓮院第十七世門跡。伏見天皇の第6皇子。母は三善俊衡の娘。初名は守彦親王。尊円入道親王とも。
- ^ 青蓮院の基礎資料『門葉記』や『華頂要略』、明治期の宝物調書『古器物目録』『宝物調書』(東京国立博物館蔵)に本像の名を見出せないこと、また箱書から一時は慈鎮像として伝来した可能性があることなどから、厳密には『高僧像』『伝尊円法親王像』と呼ぶべき作品のようである(福島恒徳「尊円法親王像をめぐって」『ホノルル美術館名品展 ─平安~江戸の日本絵画─』静岡県立美術館、1995年。)。同論文ではこれに加え、本像が法親王の兄・花園天皇像([[長福寺 (京都市右京区梅津)|]]蔵)と非常に似ていることから、元は藤原豪信筆で花園天皇像として描かれ、後に青蓮院の重要人物である尊円法親王の御影に転用された可能性を指摘している。
- ^ 稲葉伸道 著「青蓮院門跡の成立と展開」、河音能平; 福田榮次郎 編『延暦寺と中世社会』法蔵館、2004年。/所収:稲葉伸道『日本中世の王朝・幕府と寺社』吉川弘文館、2019年、290-291頁。
- ^ 門葉記(寺領目録) e国宝
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