対蹠地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 08:41 UTC 版)
対蹠地(たいせきち、たいしょち)は、地球あるいは他の天体上で、ある場所とは180°逆に位置する場所である。地球においては俗にいう「地球の裏側」である。対蹠点(たいせきてん、たいしょてん)とも言う。数学では3次元のいわゆる球以外の、抽象的な球面に対しても対蹠点という表現を使う[1]。
- ^ 任意の立体図形においては、「表面をたどって最も遠い場所」が非直観的・非自明な場合があることが知られている。小谷の蟻の問題を参照。
- ^ “「蹠」の意味や使い方”. Weblio辞書. 2022年2月8日閲覧。
対蹠地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/08 02:15 UTC 版)
アイスランドにとっての「地球の裏側」に相当する陸地は存在しない。対蹠点とされる位置から最寄りの陸地はバレニー諸島である。そこは南氷洋に浮かび、ニュージーランドが領有権を主張している。逆に、バレニー諸島の最北/最西端であるヤング島(英語版)の対蹠点は北部中央アイスランド海岸沖、スキャルファンディ湾(英語版)に浮かぶフラティー島(英語版)とグリムセイ島の間、どちらからも10 km離れたところに位置している。
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