官営幌内鉄道
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/09/14 13:44 UTC 版)
官営幌内鉄道（かんえいほろないてつどう）は、北海道にかつて存在した官営の鉄道事業者。北海道開拓使の運営。
注釈
- ^ 「フラグステーション」ともいう。休泊所、または簡易停車場などと表記されることがある。原則として列車は通過するが、乗車する人や荷物がある時に機関士への合図として旗を立て、その時のみ列車が停車する鉄道駅のことである。下車する場合は車掌に申告すれば停車する[6]。
- ^ 1881年（明治14年）6月11日改正時刻表によると、「並列車」編成は、上等客車1両、並等客車2両、函車1両、台車2両の計6両編成。また「荷物列車」編成は、並等客車1両、函車4両、台車8両の計13両であった[19]。
- ^ 『幌内鉄道敷地並用地図 第4巻 自江別至幌内』では、幌向駅は副本線を有し、「幌向停車場」と記載されている[24]。一方、『幌内鉄道敷地並用地図 第3巻 自札幌至江別』では、白石駅が「白石休泊所」と記述されており[25]、「停車場」と「休泊所（フラグステーション）」が明確に区別されていることから、既にこの時点で正式な駅になっていたと判断される。
- ^ 岩見沢駅がフラグステーションから正式な停車場へ移行した時期については曖昧な表記であり、停車場開業については『北海道百年史』下巻の年表にも記載されていない。
出典
- ^ a b c d e f g h i 『北海道鉄道百年史』上巻
- ^ a b c d e 『北海道鉄道百年史』中巻
- ^ a b c d e 『北海道鉄道百年史』下巻
- ^ a b c d e f g 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 36-37頁
- ^ a b c d 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 192-193頁
- ^ 『北海道鉄道百年史』上巻 57頁
- ^ a b c d e f g h i 『北海道鉄道百年史』下巻 第5編資料/1年表
- ^ a b c d e f g 『北海道鉄道百年史』上巻 43頁
- ^ a b c d e f g 『北海道鉄道百年史』上巻 44頁
- ^ a b c d e f g 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 202-203頁
- ^ a b c d e f 『鉄道ジャーナル』通巻240号 15-22頁
- ^ a b 『創業期の北海道炭礦鉄道株式会社：1889年〜1897年』 60-98頁
- ^ a b 『100年のあゆみ 駅史 手宮駅』
- ^ “文化の散歩道第3回 手宮高架桟橋”. 編集部通信. 伊藤組土建. 2015年7月2日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年7月2日閲覧。
- ^ a b c d 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 316頁
- ^ a b c d e f g h i j 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 311頁
- ^ 『日本鉄道旅行地図帳―全線・全駅・全廃線―』1号・北海道 34頁
- ^ a b c 『札幌駅80年史』
- ^ 『北海道鉄道百年史』上巻 45頁
- ^ a b 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 319頁
- ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』Ⅱ
- ^ 『北海道鉄道百年史』上巻 46頁
- ^ 『北海道鉄道百年史』上巻 60-66頁
- ^ “幌内鉄道敷地並用地図 第4巻 自江別至幌内”. 北海道立図書館（北方資料デジタルライブラリー）. 官営幌内鉄道 (1883年4月). 2015年4月27日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年4月27日閲覧。
- ^ “幌内鉄道敷地並用地図 第3巻 自札幌至江別”. 北海道立図書館（北方資料デジタルライブラリー）. 官営幌内鉄道 (1883年4月). 2015年4月27日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2015年4月27日閲覧。
- ^ a b 『北海道鉄道百年史』上巻 42頁
[続きの解説]
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- 2 官営幌内鉄道の概要
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