女房
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女房(にょうぼう)とは、平安時代から江戸時代頃までの貴族社会において、朝廷や貴顕の人々に仕えた奥向きの女官もしくは女性使用人。女房の名称は、仕える宮廷や貴族の邸宅で彼女らにあてがわれた専用の部屋に由来する。
- ^ 加納重文「紫式部と清少納言の官職と文学」(日向一雄編『王朝文学と官職・位階』(竹林舎、2008年))
- ^ 吉川真司「平安時代における女房の存在形態」(脇田晴子他編『ジェンダーの日本史』下巻(東京大学出版会、1995年) / 吉川真司『律令官僚制の研究』(塙書房、1998年))
- ^ 野田有紀子「平安貴族社会における女性の階層意識」古瀬奈津子 編『古代日本の政治と制度-律令制・史料・儀式-』同成社、2021年 ISBN 978-4-88621-862-9 P469-479.
- ^ 松薗斉『中世禁裏女房の研究』(思文閣出版、2018年) P11 - 16.
- ^ 脇田晴子「家女房」『日本歴史大事典 1』(小学館、2000年) ISBN 978-4-095-23001-6 P134.
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