契約延長
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/10 18:21 UTC 版)
当初のコンコルド協定は翌1982年から5年間有効だったが、以後5年毎に改定・延長が行われた。 1987年の改定では、FOCAが持つF1の商業権の管理を、エクレストンが新たに設立したFormula One Promotions and Administration (FOPA、現在のフォーミュラワン・グループの前身) に任せることになり、その代償としてFOPAがF1のテレビ放映権及びプロモーターからの収入の一部を受け取る形となった。これによりFOPAが大きな収入を得るようになりエクレストンがその権力基盤を強化していった一方で、FOCAは有名無実化していくことになる。 しかし1997年の改定において、エクレストン率いるFOA(FOPAから名称変更)が大きな利益を独占していることに反発したマクラーレン、ティレル、ウィリアムズの3チームが協定にサインしない事態となる。このためエクレストンと前記の3チームの間で交渉が行われた結果、1998年に改めて10年間有効な新協定が結ばれ、以後これが2007年まで有効な状態だった。
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