大名貸とは? わかりやすく解説

大名貸

読み方:ダイミョウガシ(daimyougashi)

江戸時代大名金銭を貸す行為


大名貸

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/29 03:37 UTC 版)

大名貸(だいみょうがし)とは、大坂京都江戸などの有力商人によって財政窮乏に苦しむ大名)に対して行われる金融のこと[1]。なお、自領内の商人からの融資については御用金の名目で行われていたため、大名貸の範疇には含まれないとされている。また、大名貸ほど多額ではないものの、旗本などの中小領主による領主貸(りょうしゅがし)の事例もある。債権者は京・大坂では「銀主」、江戸では「金主」と呼んでいた。


注釈

  1. ^ 結果的に江戸への米は幕府米・旗本米・商人米が大部分を占め、関東・東北諸藩の年貢米の一部が売却されるのみとなる。

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