地域における利用状況と周辺交通
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 05:32 UTC 版)
「札沼線」の記事における「地域における利用状況と周辺交通」の解説
月形町以北の沿線(樺戸郡)は、石狩川対岸の各市町(岩見沢市、美唄市、奈井江町、砂川市、滝川市など)との結びつきが強く、札沼線は前述のように月形高校への通学(2016年度:37人)を除けば日常的に利用されず、札幌方面との流動も、所要時間や列車本数などの利便性ではるかに上回る函館本線の列車を利用して向かう住民が多い、とされていた。 また、維持困難線区発表時点で、月形町 - 岩見沢市、浦臼町 - 奈井江町、浦臼町 - 新十津川町 - 滝川市間はバス路線が設定(5.5 - 19.5往復、一部ルートは土休日運休)され、2018年(平成30年)夏ダイヤの時点で、新十津川役場停留場 - 滝川駅前停留場間を約10 - 15分(北海道中央バス滝川浦臼線・滝新線・ふるさと公園線、経路により異なる)、浦臼駅から奈井江駅まで約25分(浦臼町営バス、土休日運休)で連絡していた。 このためこの区間は廃止直前には「輸送に直接必要な費用」(燃料費、乗務員の人件費等)すら賄えていない状況にあった。
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